器量が悪いとイジメられ、お金までも無心されるようになったからだった。優しくそして激しいクルスの愛によって、もう一人の自分が目覚めていく恵美…。

追っ手の足音が次第に大きくなり銃声が響く…研究所の金庫から持ち去った大金とカプセルの薬をズタ袋に押し込んで、バイクで逃走を続けるクルスは、雨の中で一人だたずむ恵美に出会う。間もなく二人の部屋を訪ねるのだが、大金を目にしたふたりは、その金を手に入れるためクルスを酔わせ、さらには色仕掛けで骨抜きにしようとする。

そしてお金のため自分を買って欲しいと懇願する恵美。そのことを知ったクルスは、恵美を抱く。海水浴場のルリとマイ子は、大金の入ったズタ袋を拾う。

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